購入するのが不安な海外個人輸入薬が安全か検証してみました。
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先発薬であるアレテック錠は、現在最もよく使われている高血圧治療薬の種類であるCa2+チャネル遮断薬という部類に属し、後に述べる様々な理由から現在高血圧患者に第一選択薬として投与されることがあります。アレテック錠は現在5mg、10mg、20mgの3錠形があり、1日1回食後投与します。
内容量 | 150錠/箱 |
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剤形 | タブレット剤 |
有効成分 | シルニジピン(Cilnidipine)10mg |
アテレック錠ジェネリックは、Ca2+チャネル遮断薬(カルシウム拮抗薬とも呼ばれます)という分類の高血圧治療薬です。
Ca2+チャネル遮断薬が高血圧治療薬として用いられるのは、効き目がよく、また薬理学がしっかりと解明されていて安全性が高いからです(高血圧治療薬にはこの他にACE(アンギオテンシン変換酵素)阻害薬、利尿薬(ループ系やサイアザイド系)、β遮断薬、α遮断薬などがあります。ACE阻害薬では空咳、利尿薬では低カリウム血症など、それぞれ副作用が目立ちます)。
薬理学を少し説明します。血管壁を構成する細胞の中にカルシウムが流入すると、細胞の中で様々な情報が伝達されたのち、血管は収縮します。この時のカルシウムの通り道がCa2+チャネルです。このCa2+チャネルの機能を阻害することで細胞内にカルシウムを取り込めないようにして、血管を拡張して血圧を下げるのがアテレックなどのCa2+チャネル遮断薬です。
特に、細動脈はこのタイプの高血圧治療薬に高い感受性を持っていて、末梢血管抵抗を大きく低下させることで降圧効果がもたらされます。この、ダイレクトに血管を拡張させて血圧を下げるというのがCa2+チャネル遮断薬の一番の特徴・メリットなのです(だから副作用が少ないのです)。
末梢血管抵抗を下げるとともに、心臓の収縮を抑えることで心臓にかかる負荷を軽減する効果もあります。
・副作用が少ないと言っても体質によって多少現れる場合があります。その時に多いのが顔のほてりや潮紅、動悸や頭痛などです。直ちに重篤になる場合は少なく、徐々に薬になれて副作用がなくなることが多いのですが、長く続く場合やひどく症状が出る場合は速やかに受診することを勧めます。
・長期間の服薬を続けていると、四肢のむくみや歯肉の腫れを引き起こすことが分かっています。歯肉の腫れは歯磨きの際に丁寧に歯肉まで清潔に保つように意識すればある程度予防が可能であるとされています。
・非常にまれな例ですが、肝障害を引き起こす場合もあります。食欲不振や吐き気、皮膚黄疸や尿の茶褐色化が見られるようでしたらこれも速やかに受診してください。
※副作用および使用上の注意はここに記載の限りではありません。
※本剤は医師の指導のもと服用してください。
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